【ルノー ルーテシア 新型発表】メインカラーはパッションレッド

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ルノー ルーテシア
ルノー ルーテシア 全 6 枚 拡大写真

新型ルノー『ルーテシア』は、“ルノーともう一度恋に落ちる”というテーマで開発された。

ルノーの新しいデザインストラテジーは“サークルオブライフ”で、人生のステージに合わせてクルマをつくるアイディアだ。その最初の章は「“Love恋に落ちる”。免許取り立てで恋に落ちるシチュエーションで、クルマは2人乗りのスポーツカー、コンセプトカーの『デジール』です」と話すのはルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさん。そのモチーフを取り入れたのがルーテシアで、新しいデザインストラテジーの市販車第1弾となる。

「このサークルオブライフにはそれぞれカラーがあり、Loveはパッション。フランスでパッションを表す色は情熱の赤で、デジールも赤でした。このコンセプトカーのカラーが今後も市販車のメインカラーとなります」とブレンさん。2008年にローレンス・ヴァン・デン・アッカー常務(SVP)デザイン担当が着任した際、ルノーのクルマは非常に地味な色ばかりで赤の構成比は多くても5%にしか過ぎなかったという。

「しかし、新型ルーテシアを出して以来、構成比は22%とルノーとしては初めての数字を記録しています」と述べ、デザインとコンセプトカラーがマッチしていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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