【ジャカルタモーターショー13】LCGC認定車 トヨタ アギア …福井常務「月販5000台を保ちたい」

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタブース(ジャカルタモーターショー13)
トヨタブース(ジャカルタモーターショー13) 全 10 枚 拡大写真

9月19日、開幕したジャカルタモーターショー2013。トヨタブースは、インドネシア政府が制定したLCGC(Low Cost Green Car)政策初の認定車『アギア』を展示した。

アギアは、低価格と低燃費を実現したモデルで、現地での販売価格は、99百万ルピア(約85万円)~120百万ルピア(約103万円)で、2013年の月販目標台数は5000台。

トヨタ自動車でインドネシアを担当する福井弘之常務役員は「今年は、月5000台のペースを保ちたい、来年は競合も出てくるので、売り負けないようにしたい」「この国は3列シートのMPVが主流で、グループのダイハツと合わせた40万台のうち半分くらい売れている。そこから下のセグメントは、これから競争が激しくなってきて、皆さんいいクルマを出されて力が入っていてますので頑張っていきたい」と販売への意気込みを述べた。

アギアはダイハツが企画・開発したモデルで、ダイハツのインドネシアにおける車両生産会社であるアストラ・ダイハツ・モーターで生産、現地の販売会社トヨタ・アストラ・モーターがトヨタブランドで販売する。ダイハツブランド版の『アイラ』も、ダイハツの車両販売会社であるアストラ・インターナショナルより販売を開始している。

トヨタブースでは、LCGCのアギアのほか、現在主流のミニバンを始めに、スポーツモデルの『86』なども出展し、全方位体制をとる。

トヨタ自動車のアジア・中近東を担当する井上尚之専務役員は「インドネシアは構造的に特殊な市場でMPVの比率が高いが、これからは普通の国になってきて、より乗用車、その先にはSUVもあるので、我々は先の需要に備えて今から準備していきたい。競合も今のメーカーに加えていろいろ入ってくるので、(インドネシアにおける車両販売会社の)アストラとも共同で力をつけていきたい」述べた。

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