ボルボ V60、米国市場へ初導入…新世代4気筒エンジン搭載

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ V60の大幅改良モデル
ボルボ V60の大幅改良モデル 全 3 枚 拡大写真

ボルボカーズの米国法人、ボルボカーズオブノースアメリカは9月12日、『V60』を米国市場に初導入すると発表した。

これまで、ボルボカーズは、米国にV60を投入していなかった。米国ではステーションワゴン市場が縮小したためで、『V70』も現行型は米国には未導入。SUVテイストの『XC70』が、米国での唯一のボルボワゴンといえる存在だった。

そんな中、ボルボカーズはV60の米国初導入を決定。米国ではスポーツワゴンとして、2014年1月に発売する。

米国向けのV60は、フェイスリフトを含めた大幅改良が施された最新モデル。グレードは3種類を設定する。「T5」の4気筒車は、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ(最大出力240ps、最大トルク35.7kgm)を搭載。このエンジンは、新世代の「ドライブ-E」と呼ばれるユニット。

同じく「T5」の5気筒車は、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ(最大出力250ps、最大トルク36.8kgm)を積む。トップグレードの「T6」は、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ(最大出力325ps、最大トルク49kgm)となる。駆動方式は、T5の4気筒のみFF。他は4WD。

ボルボカーズオブノースアメリカのジョン・マロネイ社長兼CEOは、「ボルボにとってエキサイティングな時。パワフルで高効率な新型4気筒エンジンのボルボ車全体への搭載に当たり、V60が最初のステップになる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る