8月のヒュンダイ世界販売、29%の大幅増…ストの反動

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新型ヒュンダイ サンタフェ
新型ヒュンダイ サンタフェ 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、8月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は38万1429台。前年同月比は29.1%の大幅増で、12か月連続で前年実績を上回った。

海外では8月、33万3749台を販売。前年同月比は28.6%増と、5か月連続の2桁増を達成した。その内訳は、海外生産分が20.4%増の24万8161台と、引き続き好調。輸出分は8万5588台で、前年同月比は60.5%増と、2か月連続で前年実績を上回る。

海外では、米国での新車販売が好調。8月としては過去最高の6万6101台を売り上げ、前年同月比は8.2%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果もあり、2万4700台を販売。前年同月比は37.3%増と、14か月連続で増加した。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比79%増の8102台と、12か月連続のプラス。一方、主力中型セダンの『ソナタ』は、13.8%減の1万6917台と、8か月連続の前年割れ。

また、地元韓国の新車販売は、回復。8月の韓国新車販売は4万7680台で、前年同月比は32.6%減と、4か月ぶりに前年実績を上回った。新型サンタフェ効果により、SUVは36.4%増の9462台と、2か月連続の前年実績超え。

また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比67.8%増の1万0220台と、2か月ぶりに増加。乗用車も22.1%増の2万7998台と、9か月ぶりに前年実績を上回っている。

ヒュンダイの2013年8月実績が、大幅に伸びたのは、ストライキの反動による部分が大きい。前年8月、ヒュンダイの韓国内の一部工場では、ストで操業を見合わせ、生産が落ち込んでいた。

《森脇稔》

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