【フランクフルトモーターショー13】アルピナ D3 Bi ビターボ発表…ディーゼルで M3 と互角の性能

自動車 ニューモデル 新型車
新型 アルピナ D3 Bi Turbo(フランクフルトモーターショー13)
新型 アルピナ D3 Bi Turbo(フランクフルトモーターショー13) 全 10 枚 拡大写真

BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、新型『D3 Bi Turbo』を初公開した。

アルピナ社は1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。

そんなアルピナが、新型BMW『3シリーズ』をベースに開発したのがD3 Bi Turbo 。すでにガソリンエンジンの高性能グレード、『B3 Bi Turbo』を用意するアルピナだが、このD3 Bi Turboは、ディーゼルエンジンを搭載するのが特徴。

直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンは、アルピナが独自にチューニング。チューニングの内容は、車名の由来となった専用ツインターボをはじめ、吸排気系の高効率化など様々。その結果、最大出力350ps/4000rpm、最大トルク71.4kgm/1500-3000rpmを獲得する。

トランスミッションはZFと共同開発した8速AT、「スイッチトロニック」。新型D3 Bi Turboは、0‐100km/h加速4.6秒、最高速278km/h。0‐100km/h加速4.6秒は、BMW『M3』と同タイム。さらに、4WD車も設定され、0‐100km/h加速はM3を凌ぐ4.5秒の実力だ。

足回りは、サスペンションやブレーキを強化。内外装もアルピナの独自テイストに仕上げられており、19インチのスポークデザインのアルミホイールや、専用エアロパーツなどが装着される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る