BMWの主力車種のひとつ、『5シリーズ』。その先代モデルが、米国でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、先代5シリーズのリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、テールランプの不具合が原因。テールランプが接触不良を起こす可能性があり、ブレーキランプやウインカーが点灯せず、事故につながる恐れがあるという。
対象となるのは、2007年3月から2009年12月にかけて生産された先代5シリーズ(『M5』を含む)。約13万4000台が該当する。
BMWオブノースアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手するとしている。