【NASCARネイションワイド 第27戦】トヨタ、4台の カムリ がトップ10フィニッシュ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アレックス・ボウマン(トヨタ)
アレックス・ボウマン(トヨタ) 全 1 枚 拡大写真

NASCARネイションワイド・シリーズの第27戦「Kentucky 300」が9月21日、米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで開催された。

今大会は、今季最後となる、ネイションワイド・シリーズ単独開催イベント。カップ・シリーズ戦は遠く離れたニューハンプシャー州ロードンでの開催のため、ブライアン・ヴィッカーズ1人を除いて掛け持ちのドライバーはおらず、シリーズレギュラーと若手ドライバーに加え、この週末レースのない、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズのドライバーも多くスポット参戦した。

20日に2回予定されていた練習走行は、降雨のため1回目が途中終了、2回目がキャンセルとなった。このため、あまり練習走行の機会がないまま、21日16時35分から予選が行われ、トラック・シリーズのレギュラーであるジョーイ・コールターが6番手、ヘリングが7番手、ヴィッカーズが10番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

予選に続き、19時53分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。予選後に規定外の調整を行ったとして後方スタートを強いられたコールターにかわり、ヘリング、ヴィッカーズ、サドラーに11番手スタートのパーカー・クリガーマンが加わり、トップ10圏内を走行。

前夜の降雨もあり、25周目に設定されていたコンペティション・コーションで全車ピットへ向かうと、2本タイヤ交換作戦を採ったヴィッカーズとヘリング、サドラーの3台は3、4、5位へポジションアップを果たした。20番手スタートのルーキー、アレックス・ボウマンもトップ10圏内を伺う位置まで浮上。前半戦はイエローコーションが多発する中で、各チーム様々なピット戦略を採り、順位が大きく入れ替わった。

118周目にこの日5回目のイエローコーションが出された後は40周以上に渡ってイエローコーションが出ず、最後まで走り切れる周回となった160周目あたりからグリーン下でピットを行う車両が出始めた。9位走行中のサドラーがグリーンピットを終え、ピットアウトしようとした162周目にクラッシュ車両によりイエローコーション。

この車両から出火したため、処理のため長いイエローコーションとなり、その間にコースに残っていた上位勢が最後のピットへ。残り20周強へ向け、ポジションとタイヤ交換の難しい選択が迫られる中、後方スタートから追い上げていたコールターが、タイヤを交換しないギャンブルに出て、5位へと一気に6ポジションアップ。4本交換し、3つポジションを落としたヘリングが6位、2本交換のヴィッカーズとクリガーマンがそれぞれ7位、9位、4本交換のボウマンが10位で再スタートとなった。サドラーはピットに入った車両の後方につくこととなり、14位へ後退。

再スタート直後からフィニッシュに向けての激しいバトルが展開され、イエローコーションが連発。188周目には、3ワイドのバトルから、ポジションアップを狙ったクリガーマンが行き場を失い、壁に激しくクラッシュ。トップ10圏内を走行していたクリガーマンだったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

このクラッシュで、レースは残り9周で再スタート。4位にボウマン、これにヘリング、ヴィッカーズが続き、最後のスプリントバトルが展開された。順位変動の大きなレースながら、その大半でトップ10圏内を守った20歳のルーキー、ボウマンが“トヨタ カムリ”勢最上位となる5位でフィニッシュ。ボウマンにとっては開幕戦以来、今季2度目のトップ5フィニッシュとなった。

6位にヘリング、7位にヴィッカーズ、9位にコール・ウィットが入り、“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。

次戦第28戦は9月28日、ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

■第27戦 決勝結果
1位:ライアン・ブレイニー フォード
2位:オースティン・ディロン シボレー
3位:マット・クラフトン シボレー
4位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード
5位:アレックス・ボウマン トヨタ
6位:ドリュー・ヘリング トヨタ

■ドライバーズポイント
1位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 962P
2位:オースティン・ディロン シボレー 947P
3位:リーガン・スミス シボレー 917P
4位:エリオット・サドラー トヨタ 908P
5位:ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 902P
6位:ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 887P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:フォード 184P
2位:トヨタ 179P
3位:シボレー 150P
4位:ダッジ 39P

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  2. “令和のデートカー”は夜にも映える…ホンダ『プレリュード 2027 リミテッドエディション』発売[詳細画像]
  3. 明るさ150%! 純正HIDヘッドライトをLEDに変換、カシムラがヘッドバルブ2種発売
  4. キャンバストップもあった“元祖クロカン4WD”、初代三菱『パジェロ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「生活道路 30km/h」をデータ化、MapFan DB で提供 ジオテクノロジーズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る