韓国のヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)と、その傘下のキアモーターズ。両社が韓国で、大規模なリコール(回収・無償修理)を実施することが分かった。
これは9月25日、韓国の国土交通部が明らかにしたもの。「ヒュンダイとキアの15モデル、合計66万2519台をリコールする」と発表している。
今回のリコールは、ブレーキランプの不具合が原因。ブレーキランプのスイッチの接触不良により、制動時にランプが点灯しない恐れがある。
さらに、エンジンの始動不良、クルーズコントロールやESCについても、作動不良が指摘されている。リコール対象車種は、ヒュンダイの主力中型セダン、『ソナタ』など。
ヒュンダイとキアは2014年1月から、リコール作業に着手する方針。66万2519台のリコールは、韓国内では過去最大規模となる。