米国の自動車大手、フォードモーターは9月22日、新型フォード『トランジット コネクト タクシー』を発表した。
同車は、フォードの主力商用バン、新型『トランジット コネクト』をベースに開発。次世代タクシーを提示する。
新型は先代に対して、室内スペースを拡大。5名乗りのキャビン部分と荷物スペースともに、先代を上回る空間とした。また、フロア高は引き下げられ、乗降性を向上。軽量化にも取り組んだ。
パワートレインは、新開発の2.5リットル直列4気筒ガソリン。燃料はCNGとLPGにも対応する。フォードモーターによると、クラス最高レベルの高速燃費を実現するという。
新型トランジット コネクト タクシーは2014年初頭、生産が開始され、発売される予定。同社の商用トラックマーケティングマネージャー、Tim Stoehr氏は、「我々は長い間、北米タクシー市場でリーダー的地位を築いてきた。2010年にデビューした先代トランジット コネクト タクシーは、多くの大都市で支持されている」と述べた。