JR東海、10月10日から飯田線全線再開へ…当初見込みを大幅前倒し

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土砂の撤去作業が進む門島~唐笠間の橋りょう。点検の結果、橋りょうはそのまま使用できることが分かった。
土砂の撤去作業が進む門島~唐笠間の橋りょう。点検の結果、橋りょうはそのまま使用できることが分かった。 全 1 枚 拡大写真

JR東海は9月27日、台風18号の影響で一部区間の運休が続いている飯田線について、10月10日から通常ダイヤでの運転を再開すると発表した。当初の見込みより大幅に早まる。

飯田線は台風18号による大雨の影響で、門島~唐笠間の橋りょうに大量の土砂などが流入。橋桁の上部と下部に約500立方mの土砂や大きな石が長さ40mに渡り堆積した。この区間を含む平岡~天竜峡間は現在も運転を見合わせており、バスによる代行輸送が行われている。

同社は当初、橋桁の交換を想定して運転再開までに3か月かかるとしていたが、土砂の撤去を進めて橋りょうの点検を行ったところ、そのまま使用できることが分かった。これにより復旧作業が大幅に短縮されることから、10月10日の始発列車から運転を再開することにした。

《草町義和》

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