エアバス、インドと中国の拡大する乗客市場向けにA330の最新バージョンを紹介

航空 企業動向
エアバスA330-300
エアバスA330-300 全 4 枚 拡大写真

エアバスは9月27日、成長を続ける中国とインドの航空乗客市場に対応して、A330の最新バージョンである『A330-300』への投資を継続することを発表した。

356から400座席に拡大された許容人数と運用重量、最適化された推進エンジンと最新テクノロジーを持つコクピット、そしてオーダーメイドされた乗客のキャビンにより、新型A330-300はシングル・アイル機『A321』とほぼ同等の単価を提供するという。

A330-300を短距離運航にマッチさせる為、そのキャビンは近代的な軽量でスリムなラインを持つエコノミー座席(典型的な長距離飛行の座席の半分の重量)や国内及び地域ルート用に最適化された厨房、長距離飛行で必要とされるクルーの休憩場所の廃止などが施されている。

そしてコクピットはエアバスの『A350 XWB』と『A380』の最新テクノロジーが統合され、A330-300の高頻度の運用に対応している。

エアバスの最新のA330バージョンの開発は、A330がすでに多くの国内サービスを運航している中国を含む世界中の短・中距離レンジで、このジェット旅客機が成功を収めた展開をベースとして行われる予定だ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る