ユビキタス、車載情報機器とスマートフォンを連携する Ubiquitous Miracast ソリューションを製品化

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Miracastの動作イメージ
Miracastの動作イメージ 全 2 枚 拡大写真

ユビキタスは、Wi-Fiアライアンスが標準策定しているワイヤレス環境でのリモートディスプレイ技術であるWi-Fi CERTIFIED Miracastに対応したUbiquitous Miracast ソリューションを製品化し、本年12月から発売開始することを発表した。

同ソリューションは、Wi-Fi環境において、機器の画面データを無線で伝送し、別の機器のモニターに表示することができる技術。普及が拡大するスマートフォン、タブレット端末などの画面を、離れた場所にあるTVやカーナビと無線接続経由で画面共有し、端末側のアプリケーションやビデオ、ゲームなどのメディアコンテンツをカーナビ側で利用したり、楽しむことができる。

また、車載情報機器とスマートフォン、タブレット端末の連携がさらに進み、ドライバーや同乗者は、スマートフォン、タブレット端末の最新のアプリケーションやメディアコンテンツを車載情報機器から利用できるようになる。一方、カーメーカーにとっては、高機能なアプリケーションや頻度高くアップデートが必要なアプリケーションは、スマートフォンやタブレット端末から提供することできるようになり、高機能ナビゲーション端末の機能の補完を行うだけでなく、ディスプレイオーディオなど用途、車種に応じた新しいカテゴリの車載情報機器なども開発することが可能となると想定される。

同社は、既に一部の顧客向けへの提案をスタートしており、2014年末以降の量産製品への搭載開始を見込み、2015年には、5,580万台に拡大する世界での車載情報機器市場(カーナビ+ディスプレイオーディオ+ポータブルナビゲーション端末)でのシェア10%以上の獲得を目標に拡販を行っていくとしている。

《村尾純司@DAYS》

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