孫社長、ドコモのiPhone 発売に対し「いい勝負ができる」

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3キャリアで発売されるiPhone 5s、5c。ソフトバンクはネットワークにおける他社との違いを強調した
3キャリアで発売されるiPhone 5s、5c。ソフトバンクはネットワークにおける他社との違いを強調した 全 6 枚 拡大写真

 9月30日、ソフトバンクの孫正義社長は、ソフトバンクモバイルの2013-14冬春新商品の発表会後、記者団の囲み取材に応えた。記者団からは、ドコモからiPhoneが発売されたことによるアップル社との関係の変化や、買収したスプリント社に関する進捗状況などの質問が寄せられた。

 iPhone5s/5cを発売したドコモに対しては「利益で今年はドコモさんを抜きますので、体力でドコモさんより劣るということはもうなくなった。ネットワークは一番繋がるし、スピードも一番という状況ができた。(端末に関しても)スプリントとソフトバンクを合算したら、ドコモさんとauさんを合算したものより沢山買う状況も始まるので、そういう意味ではいい勝負ができると思う」と語った。

 アップルとの関係の変化に関しては「他社に対するコメントは控えたいと思う。我々としてはやるべきことをやっていく」と述べるにとどめ、「我々から他社の方にiPhoneのユーザーが群れをなして流れていくということは、なくなったと思う」と付け加えた。

 一方、今回発表された、TD-LTEとFD-LTEを使う「ハイブリッド 4G LTE」。ソフトバンクとしては、来春に900MHz帯のLTEが開始されると広域をカバーするFD-LTEに加え、トラヒックの集中する都市部をカバーするTD-LTEと、ネットワークに関しては一つの完成系を迎え、発表会では買収した米スプリント社においても、同様のネットワークの構築を目指す方向性を示した。

 「ハイブリッド 4G LTEへの対応をアップル社に対して求めるのか?」との質問には、「個別の機種やメーカーに対してコメントすべきでないが、新しいテクノロジーがどんどんと広がっていきますので、各社がそういうものを取り入れてもらえると時代が進むと、一般論として思う。」とコメント。

 さらに会見では、最近、Twitterを更新しないことに関して話が及び、「一言僕がつぶやくと、それで次に動く手を想像されてしまう。実はまだ言えないような手をいくつか考えていて、いまタネを仕込んでいる最中。誰々と合ったとかどこにいるとか呟くと、“動きを読まれないか”と心配になってしまう。うかつに一言呟いて“読まれるのが嫌だな”と思って、ついつい呟かなくなってしまった。また、これから呟いていきたい」と明かした。

《椿山和雄@RBB TODAY》

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