フォードの米ポリスカー、2.0エコブースト追加…追跡業務は想定せず

自動車 ニューモデル 新型車
フォード ポリスインターセプターの2.0エコブーストの予告イメージ
フォード ポリスインターセプターの2.0エコブーストの予告イメージ 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターが米国で警察向けに販売中の新型パトカー、フォード『ポリスインターセプター』。同車に、排気量を縮小したダウンサイジングエンジンが搭載されることが分かった。

これは、フォードモーターが明らかにしたもの。「フォード ポリスインターセプターに、2.0リットルの4気筒エンジン搭載車を追加する」と発表している。

ポリスインターセプターは、2011年に発表。『クラウンビクトリア』のポリスカー仕様の後継車で、フォード『トーラス』をベースに開発された。搭載エンジンは、フォード自慢の「エコブースト」がメイン。直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンにツインターボを組み合わせ、最大出力365ps、最大トルク48.4kgmを引き出す。

今回、フォードモーターは、このポリスインターセプターに、ダウンサイジングユニットを追加。同じエコブーストの、2.0リットル直列4気筒ターボ版を用意した。最大出力は240ps、最大トルクは37.3gm。

フォードモーターがアピールするのが、燃費の良さ。米国のEPA(環境保護局)予想高速燃費は、30マイル/ガロン(約12.75km/リットル)。同社は、「クラストップの燃費性能」と説明する。

なお、この2.0エコブースト仕様のポリスインターセプターは、追跡業務での使用は大排気量の3.5エコブースト搭載車に任せ、主に日常的なサービス業務での使用を想定しているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る