GMとPSAプジョーシトロエン、BセグMPVを共同開発…GMのスペイン工場で生産へ

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オペル ザフィーラ ツアラー
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2012年2月末、資本提携を含めた包括的な提携を結んだ米国のGMとフランスのPSA(プジョー シトロエン)。両自動車メーカーが、新車開発における具体的な共同プロジェクトの中身を、一歩踏み込んで公表した。

これは10月1日、GMとPSAが明らかにしたもの。両社の3種類の車台共有プロジェクトのひとつに関して、「BセグメントのMPVは、GMのスペイン・サラゴサ工場で組み立てる」と発表している。

GMとPSAは2012年12月、提携の効果を生かした3種類の車台共有プロジェクトを公表。Cセグメントにおいて、GM傘下のオペルのMPVとプジョーのクロスオーバーが車台を共有。Bセグメントでは、両グループが新型MPVを共同開発する。またBセグメントでは、もうひとつ、オペルとPSAが次世代環境対応車を共同開発することが決定していた。

今回、名前が挙がったGMのスペイン・サラゴサ工場は、オペルの生産拠点。新しいBセグメントのMPVは、PSAが開発した車台を基本にし、オペルのドイツのエンジニアリング部門が開発を主導する。2016年末までに発売される予定。

GMとPSAは、「両社の協力関係はバランスの取れたもの。両社の自動車は差異化され、ブランドの個性が尊重される」と説明している。

《森脇稔》

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