【INDYCAR】A.J.フォイト、ヒューストンで琢磨をバックアップ

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A.J.とラリーの2人と談笑する佐藤琢磨
A.J.とラリーの2人と談笑する佐藤琢磨 全 3 枚 拡大写真

インディカーは9月30日、A.J.フォイト・レーシングのオーナーであるA.J.フォイト氏が、今週末に行われるヒューストンのレースで、特製の「A.J.フォイト・トロフィー」をレース勝者に与えると共に、ピットでドライバーの佐藤琢磨をバックアップすると発表した。

フォイト氏はこのレースのグランド・マーシャルを務めると共に、彼のサインがそのヒール部分に施された、テキサスのカーボーイブーツの形をしたトロフィーをレースの優勝者にプレゼントする。そして病床からほぼ完治した彼は、ヒューストン市街地コースのピットレーンで、チームのドライバーである佐藤琢磨の後押しをすることになっている。

「ホームタウンでレースをするのはいつも素敵なことだ。私は琢磨が良く走ると思っている。そして他のドライバー達は、勝つために彼を退けなければならない。なぜなら琢磨はストリートコースでとても速いからだ。我々は何かでペナルティーを科せられない限り、良い形でレースができるだろう」とフォイト氏は語った。

現在78才のA.J.フォイト氏は彼の40年間のレーシングキャリアで受けた傷が元で、過去3年間にローテーターカフや膝、背骨や左股関節の手術を必要としたが、レースに対する情熱はいささかも衰えを見せていない。

事務所の大きなデスクの後ろに座っている彼は、「もし長く座り続けたら、私は硬くなってしまう。医師達は私にX線を見せてくれて、それは1957年型シボレーのボールジョイントを連想させた。私の左側はすっかり人工的になってしまったよ。しかしハンドルはもう握らないにせよ、レース場には現れるだろう」と語った。

《河村兵衛》

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