エアバス、マレーシアにサービス拠点を設置…アジア太平洋地域でのサポート体制拡充

航空 企業動向
SAEの拡張式典
SAEの拡張式典 全 3 枚 拡大写真

エアバスは10月2日、同社のメンテナンス・ユニットにおける共同ベンチャー企業であるセパン・アビエーションエンジニアリング(SAE)の拡張とエアバス顧客サービスセンターのオープンを発表した。

オープンに当たり、クアラルンプール国際空港のSAEで、施設での第2格納庫の建設を開始する式典を実施。この式典にはマレーシアの首相であるナジブ・ラザク氏と、エアバスの社長兼CEOであるファブリース・ブレジエ氏が出席した。

エアバスのシングル・アイルの航空機のメンテナンスとオーバーホールを専門とするSAEの新しい格納庫は、1万3000平方メートルのフロアを持ち、重要なメンテナンスチェックを行う為に3機のA320系列航空機を格納することができる。これは現存する格納庫に加えられることで、6機のシングル・アイル航空機を一度に格納することができる。

また、エアバス顧客サービスの施設は、SAEに隣接してオープンされ、高度な航空機エンジニアリングを専門とするリペアサービスを24時間体制で行う。

アジア太平洋地域はエアバスにとって核となる市場で、全注文の31パーセントを同地域の航空会社が占める。今日、この地域では98のキャリアが2270機以上のエアバス航空機でサービスを行い、将来さらに2000機の注文が顧客に納入される予定だ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る