シトロエン『DS3カブリオ』が日本でも発売された。その最大のポイントはDS3ハッチバックを踏襲していることだという。
「デザイン、ビークルパーソナリゼーション、実用性、乗り心地、そのすべてがDS3ハッチバックを踏襲している」とはプジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんの弁。
DS3カブリオのデザイナーは、「カブリオであることよりも、DS3であることにウエイトを置いたとコメントしている」と村田さん。「ツートンのボディカラーや、屋根が浮かんでいるように見えるフローティングルーフ、シャークフィンデザイン。フロントのLEDライトなど、一見するとDS3カブリオとハッチバックが変わらないようにデザインされた」という。
DS3は、“Surprise(驚き)、Appeal(魅力)、Vitality(活力)”をキーワードにデザインされ、DS3カブリオは、この完成されたオリジナルのイメージをそのままに、オープンドライブも楽しめるクルマとなったのだ。
リアビューには新しいデザインのLEDコンビネーションランプが搭載された。「コンセプトカー、『サーボルト』からインスピレーションを得たデザインだ」と村田さん。45個のLEDランプをミラーで反射させ、合わせ鏡のように奥行き感を出している。このランプは「カブリオを機にほかのDS3ハッチバックモデルにも投入されており、来年に日本でもお披露目となる『C4ピカソ』もこのリアランプを採用している」と語った。