マレーシアのインターネットバンキング普及率、49.1%に

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアにおけるインターネット・バンキングの利用者は今年6月に1,460万人となり、普及率が49.1%になった事が分かった。「ザ・サン」「ザ・スター」などの英字紙が報じている。

アハマド・マスラン副財務相が、「2013年バンクテック・アジア会議」の開会式で明らかにした。

インターネット・バンキング利用者のうち、1,430万人が個人で、残りの30万人が企業となっている。モバイル・バンキングの利用者は325万人に上っており、普及率は10.9%となっている。

来年3月から銀行の各支店にインターネット・バンキング・キオスクを設置することが義務付けられることから、アハマド副財務相は、利便性が向上し、利用者が更に増加すると見込んでいる。

政府は2020年までに一人当たりの電子支払いの取引数を200件に増加させる目標を掲げている。昨年は56件だった。

広瀬やよい

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