WRC-2カテゴリーでシトロエン『DS3 RRC』を運転する元F1ドライバーのロバート・クビサは、ラリーフランスで現在首位にいるアブドゥラジズ・アル‐クワリを交わして再びトップに立つことを虎視眈々と狙っている。
クビサは、参加した5度のラリーの中で3度の最高ポイントを稼ぎ、アル‐クワリより1回少ないラリーへの参加回数で、17ポイントの差をつけられているものの、このラリーフランスで勝利することで、再び首位に返り咲くことができる。
クビサとアル‐クワリはWRC-2クラスで優勝することが可能な、唯2人のドライバーであり、この週末の後はあと1度だけラリーに参加が認められているので、クビサは得意のアスファルト路面でミスを犯すことはできない。
このラリーで最も彼を脅かす可能性のあるドライバーはエルフィン・エヴァンスだ。彼はラリードイツでクビサを激しくプッシュした。
その他にはスバル『インプレッサ』を運転するメキシコ人ドライバーのリカルド・トレビノと、フォード『フィエスタR5』を運転するUAEのラシド・アル‐ケトビがチャンピオンシップの順位を駆け上がる可能性を持っている。