【ダイハツ タント 新型発売】子ども想うママをフォロー…シェア力活かし希望反映

自動車 ニューモデル 新型車
ダイハツ 新型タント
ダイハツ 新型タント 全 12 枚 拡大写真
ダイハツ工業が10月3日から販売を開始した、新型『タント』は、子育て世代の女性を主なターゲットとした軽モアスペースワゴンだ。

国内商品部の中澤学氏は、「のべ200人くらいのお客様にあたり、そのうちの7割が女性、更にその半分がお子さんを持つ方ということで、女性の声を徹底的に聞いたという自負はあります」と話す。

開発にあたっては、特にインテリアデザインやカラーデザインといった感性に訴えかける部分で女性が活躍したという。

また、軽自動車初採用となる、助手席シートバックレバーもユーザーの希望に応えた機能だ。中澤氏は「シートベルトが効く位置までしか倒れないので、安全性も担保できています。一般的には低速域衝突回避支援ブレーキやVSCなどスマートアシストに注目が集まりますが、子育て中の方からはこちらの方が圧倒的に需要があります。お子さんは車内で寝てしまうことが多いので、リヤドアサンシェードも喜ばれます」と語る。

更に、先行車が発進したことをブザーで知らせる機能や車速感応式の自動ドアロックも搭載。普段なら自分でできることも、子どもに集中していると手が回らなくなる。そういった現状を細かいところまでサポートするため、ダイハツ車の中ではタントだけに採用されている機能だ。

構造を変えながら原資を捻出することで、価格を上げず機能追加が可能になった。「指などが挟まれないようスライドドアの反転感度をアップしたり、エマージェンシーストップシグナルを搭載したりと安全性向上にも努めています」(中澤氏)という。

最後に中澤氏は「おかげさまで100万台のお客様を持っているので、女性の意見を集めやすい。いつもキャッチボールをして、すぐに商品へと反映していく環境は整っています」と自信を見せた。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
  5. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る