ドイツの高級車メーカーのアウディが、『A6アバント』をベースに開発した高性能モデル、新型『RS6アバント』。同車のユニークな映像が、ネット上で公開された。
この映像は10月2日、アウディが公式サイトを通じて配信したもの。「人間 対 機械」をテーマに、アウディRS6アバントと、パルクール（フリースタイルランナー）が対決している。
新型RS6アバントは2012年12月、欧州市場で発表。新開発の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載。このエンジンは3993ccの排気量から、最大出力560ps/5700-6700rpm、最大トルク71.4kgm/1750-5500rpmを引き出す。5.2リットルV10の先代に対して、20psパワーダウンしているが、最大トルクは5.1kgm、新型が上回る。
この新エンジンを積む新型RS6アバントは、0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hの実力。先代の0 - 100km/h加速4.6秒、最高速280km/hを大幅に超えるパフォーマンスを得た。
今回、アウディがドイツ公式サイトで公開した映像では、英国BBC放送の人気自動車番組、『Top Gear』の元覆面レーサー、ベン・コリンズ氏が、アウディRS6アバントをドライブ。パルクール（フリースタイルランナー）のダミエン・ウォルターズ氏と、卵状のカラーボールを、いかに多く相手にぶつけるかという対決を行っている。
