【CEATEC13】プリウスPHVの非接触充電、90分で充電完了

エコカー EV
プリウスPHVの非接触充電システム
プリウスPHVの非接触充電システム 全 4 枚 拡大写真

 トヨタは2011年のモーターショーでプリウスPHV(プラグインハイブリッド)の非接触充電のデモを行っているが、今回のCEATECでは、2014年に開始するという実証実験に向けたシステムの展示を行っていた。

【画像全4枚】

 一般的に、非接触で給電するには電磁誘導を利用する。電磁誘導とは、コイルに高周波を流すと磁界が発生し、その磁界の中に適正な位置で同じようなコイルがあると、そのコイルにも電流が流れる現象だ。他にも強力な電波を利用する方式や、コイルやコンデンサを利用した共鳴式などがある。共鳴方式の利点は、電磁誘導方式より距離が離れても、あるいは受電部・給電部の正確な位置決めをしなくても効率が落ちないことだ。

 展示している非接触充電システムは、磁界共鳴方式を採用したもので、プリウスPHV用に開発されている。200Vの家庭用電源でおよそ1時間半でフル充電が可能だという。まず、家庭用の電源を高周波(85kHz)に変換し、駐車スペースに設置した給電コイルに流す。車の方は、車体下部に受電コイルと、受電した高周波を充電用の直流に整流するユニットを取り付ける。バッテリーは特に専用のものでなくてもよいそうだ。

 このシステムは2014年には、実用化に向けた実証実験に利用される。実証実験では、車用の非接触充電システムの規格化に向けた検証を行う予定だ。近距離とはいえ、PHV車向けの高出力な磁場を発生させるため、周辺の電子機器や通信機器への影響や、人体への影響、位置決めなど意識しない駐車でも効率よく充電するための方法などを検証するという。

【CEATEC 2013 Vol.21】プリウスPHVの非接触充電の実証実験を2014年にも開始

《中尾真二@RBB TODAY》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ『ミッションS』世界初公開、911を超える新型スーパースポーツに
  2. 英トヨタ、『Top Gear』伝説の耐久試験を再現…新型『ハイラックス』に760kgのトレーラーハウス落下
  3. ホンダアクセス、フランツシステムを最新『フィット』に対応…両上肢不自由な方向け足操作の運転補助装置
  4. 「何度見てもかっこいい」アルファロメオの観音開きクーペ『クオーレロッソ』にSNSで反響!
  5. スバル『BRZ』に「ZC15」、専用セラミックホワイト×ブロンズの限定300台…2027年初頭米国発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 物流のAI革命「ロジスティクス4.0」の先にある商用車の新ビジネス…ローランド・ベルガー 小野塚征志氏[インタビュー]
  3. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る