WRCは5日、この日行われたラリーフランスのWRC-2カテゴリー第2レグで、シトロエンDS3 RRCを運転するロバート・クビサが前日の3分30秒以上のリードを保ち、ラリー優勝へ一歩近づいた事を発表した。
この日のラリーで2番手のエヴァンスは午前中の2つのステージにおいて最速だったが、クビサは第3ステージでリードを広げ、さらに午後のステージは2人のドライバーがそれぞれ2つのステージで勝利するという展開だった。
「僕達は昨日のエヴァンスのミスに助けられたが、僕は良い運転を続けてリスクを犯さないようにしている。コンディションは困難だったが、僕達は問題無かった。ステージは多くの路面のカットと泥で結構トリッキーだった。これらのタイヤでウエットの路面を走るのは、僕にとって初めてのことだった」とクビサは語った。
エヴァンスは技術的な問題を越えてコースに留まり、日曜日の最終日のレースで18ポイントを獲得したラリードイツの時と同じ状況に置かれている。