近未来のロンドン地下鉄は車両も「チューブ」? シーメンスがモックアップ展示
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ロンドン地下鉄は、地下深くにシールド工法で建設された路線のトンネル形状から「チューブ」と呼ばれるが、シーメンスのコンセプトモデルはまさにチューブのような円筒形の前面デザインが特徴。同社の新型地下鉄車両「Inspiro」シリーズとして開発され、天井に埋め込まれたLEDパネル照明や車体と同じ幅の車両間貫通路など、広さと明るさを重視したデザインとなっている。
展示会は「Going Underground(ゴーイング・アンダーグラウンド)」と題し、未来の地下鉄車両や駅の発展をテーマに、車両モックアップのほか電子乗車券や案内システム、駅管理システムなどのテクノロジーを紹介する内容。ロンドン交通博物館などと共同で開催する。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》