福岡市営地下鉄で緊急停止トラブル…車両基地で信号スイッチを誤操作

鉄道 行政

福岡市営地下鉄の空港線と箱崎線で10月4日夕方、運行中の全ての列車が緊急停止するというトラブルがあった。

福岡市交通局によると同日16時55分、緊急停止信号の発報があり、空港線と箱崎線で運行中の列車7本が緊急停止した。その後、安全確認を経て16時58分から順次運転を再開。18時にはダイヤが正常に戻った。

このトラブルによるけが人はなかったが、列車7本に最大で約8分の遅れが生じ、約4600人の乗客に影響を与えた。両線の線路と直接つながっていない七隈線への影響はなかった。

その後、同局で調査したところ、車両などの異常によるものではなく、姪浜車両基地(福岡市西区)で車両の検査中に、職員が誤って緊急停止信号のスイッチに触れたことが原因と分かった。同局は今後、作業手順の見直しや保守職員に対する緊急研修の実施などの対策を行い、再発防止に努めるとしている。

《平泉翔》

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