出光興産、北海道製油所の石油製品入出荷機能を強化へ

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出光興産は、北日本地区の安定供給体制と災害時のBCP(事業継続計画)対応を目的に、北海道製油所の石油製品入出荷機能を強化すると発表した。

同社では、2014年3月末に徳山製油所の原油処理機能を停止し、3製油所体制に移行する。これに伴って、北海道製油所が北日本地区の主要供給拠点となることから、体制を整備する。

具体的には、同製油所所構内の陸上出荷設備を新設、改造や、製油所構内の海上入出荷設備を改造する。製油所構内の製品タンクを大型化するなど、貯油設備を改造するとともに、同製油所と隣接する苫小牧埠頭・苫小牧ターミナル間の配管を新設する。

2014年2月までに工事を完了する予定。

今回の機能強化によって、陸上出荷能力を約4割増強するほか、製品貯油能力や海上入出荷機能も強化する。また、配管新設により北海道製油所と苫小牧ターミナルとの間で灯油の移送が可能となり、両基地を生かした運用体制を構築する。

同社では、今回の設備投資により北日本地区の安定供給体制を強化するとともに、災害発生時の供給手段の多様化を図る。

《レスポンス編集部》

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