【ジープ コンパス リミテッド 試乗】オーセンティックな“4駆”の味わい…島崎七生人

試乗記 輸入車
ジープ コンパス リミテッド
ジープ コンパス リミテッド 全 7 枚 拡大写真

なんてオーセンティックで気骨を感じる“4駆”なのだろう。『ジープ コンパス』に新設定された上位グレードの「リミテッド」に乗った瞬間、そう感じた。

【画像全7枚】

以前はFFの2リットル+CVTのみのラインアップだったが、新しい「リミテッド」は、4WDで2.4リットルエンジンを積み、6速ATが組み合わせられた。タイヤサイズは215/55R18 95Hで、銘柄がコンチネンタル・コンチスポーツコンタクト2ということからも、オンロード重視の想定だとは思う。

が、何もかも“手応え”がある。この表現はダブルミーニングで、重めの操舵力のステアリング、引き締まった乗り味、トルクを生かしたジンワリとした加速等、最近の軽妙なSUVとは味わいが異なる。で、そんな雰囲気が、いかにも硬派な4WDを走らせている実感も味あわせてくれる……という訳だ。

“グラチェロ顔”以外、外観スタイルは案外と大人しい。その上、日本のSUVと差のない不当に大き過ぎないボディサイズだから、街中での扱いやすさも上々だ。

やや傾斜したAピラーと前述の走りっぷりは、ちょっとしたスポーツセダンを走らせている感覚。が、後席、ラゲッジスペースは実用的なのは紛れもなく「ジープ」だ。ボストンアコースティック社のスピーカーは、いかにも昔ながらのアメリカ車のオーディオらしい、輪郭がやわらかで奥行きのある音質で音楽やDJを聞かせてくれる。JC08モード燃費は10.7km/リットルだが、これはFFの2リットルを上回る数値で、レギュラーガソリン仕様というのも助かる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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