9日午前3時ごろ、熊本県芦北町内の南九州自動車道下り線で、路肩に停車していた中型トラックに対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故で被追突側の中型トラックを運転していた42歳の男性が死亡している。
熊本県警・高速隊によると、現場は芦北町小田浦付近で片側1車線の直線区間。中型トラックは前輪をパンクさせたため、道路左側の路肩に停車していたが、そこに後ろから進行してきた大型トラックが突っ込んだ。
双方の車両は中破。中型トラックを運転していた福岡県福岡市内に在住する42歳の男性は近くの病院へ収容されたが、出血性ショックなどが原因で約2時間30分後に死亡した。警察は追突側の大型トラックを運転していた50歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は路肩が狭い区間。聴取に対して追突側トラックの運転者は「止まっていることに気づくのが遅れた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。
