トヨタ紡織、第10回"超"モノづくり部品大賞で「自動車部品賞」を受賞

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表皮一体発泡工法を用いたスポーツシート
表皮一体発泡工法を用いたスポーツシート 全 2 枚 拡大写真

トヨタ紡織は、今年5月に『レクサス IS 』Fスポーツに採用された「表皮一体発泡工法を用いたスポーツシート」が評価され、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社が主催する第10回「 2013年"超"モノづくり部品大賞」において「自動車部品賞」を受賞した。

受賞対象となったのは、同社が新たに開発したスポーツシートで、今年5月に発表されたレクサス新型ISのスポーティバージョン「Fスポーツ」に採用されたもの。

金型にセットしたシートカバーの中にウレタンの原料を注入し、発泡させて成形する「表皮一体発泡工法」を用いることで、身体の曲線にあわせた理想的なシート凹断面形状が可能となり、身体全体を包み込むフィット感と、旋回時にかかる重力加速度から肩や腰を保持する高いホールド性が確保でき、高度な乗り心地を実現した。さらにこの工法により、スリムで洗練されたデザインをそこねることなく、双方を両立させることに成功した。

なお、この工法はファブリック、本革、合成皮革など多彩な表皮材による成形も可能としている。

《平泉翔》

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