10月12日、シャーロット・モーター・スピードウェイで行われたNASCAR バンク・オブ・アメリカ500のレースで、ディフェンディング・チャンピオンのブラッド・ケセロウスキーが13人のチェイスドライバー達を退けて勝利した。
チェイスに参加していないドライバーがチェイスのイベントで勝利したのは、2011年11月にケーシー・ケーンがフェニックスで勝利して以来のことである。
このレースでケーシー・ケーンは138ラップ、ジミー・ジョンソンは130ラップをリードしたが、最後にチェッカーフラグを受けたのは、たった11ラップをリードしたケセロウスキーだった。彼は4本のフレッシュなタイヤで第312ラップのリスタートを行い、合計334ラップの第326ラップ目にトップの座を奪った。
「僕達は今夜、相当に苦しみもがいた。僕達は予選で上手く行かなかったが(23位)、前進し続けた。僕は自分達が良い車を持っていることを知っていた。僕は最後まで本当のレース争いに参加できなかったが、ケーンが2本のタイヤでピットアウトした時、4本のタイヤを交換した自分はこれで均等なチャンスが生まれたと思った」とケセロウスキーは語った。
ケセロウスキーは第87ラップにピットインを行った時、ジャッキが車の下に挟まったままピットアウトしてしまい、1.5マイルのレーストラックをそのまま1周した後、再びピットに戻ってジャッキを取り除かなければならなかった。
バンク・オブ・アメリカ500後のスタンディング
1. マット・ケンゼス(2225)
2. ジミー・ジョンソン(2221)
3. ケビン・ハーヴィック(2196)
4. ジェフ・ゴードン(2189)
5. カイル・ブッシュ(2188)
6. グレッグ・ビッフル(2167)
7. カート・ブッシュ(2166)
8. クリント・ボウヤー(2162)
9. デール・アーンハート・Jr(2159)
10. カール・エドワーズ(2158)
11. ジョエイ・ロガーノ(2150)
12. ライアン・ニューマン(2147)
13. ケーシー・ケーン(2144)