【SEMA13】ヒュンダイ ジェネシス クーペ、もう1台のカスタマイズカーを予告…排気量拡大で400ps

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ Legato コンセプトの予告スケッチ
ヒュンダイ Legato コンセプトの予告スケッチ 全 3 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは10月7日、米国ラスベガスで11月に開催されるSEMAショー13において、『ジェネシス クーペ』のカスタマイズカー、『Legato コンセプト』を初公開すると発表した。

ジェネシス クーペは2008年3月、ニューヨークモーターショーで発表。ヒュンダイとしては初の駆動方式FRのスポーツクーペで、トップグレードには3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジン(最大出力310ps、最大トルク36.8kgm)を搭載。足回りは、ブレンボ製ブレーキなどで強化した。

2012年1月のデトロイトモーターショー12では、デビュー以来、初の大幅改良を施した2013年モデルを発表。フロントマスクを一新した。3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、直噴化や連続可変バルブタイミング機構採用などの改良を受け、最大出力348ps/6400rpm、最大トルク40.8kgm/5300rpmを引き出す。

SEMAショー13では、この最新ジェネシス クーペをベースにしたもう1台のカスタマイズカー、Legato コンセプトを初公開。ヒュンダイの米国パートナー、ARKパフォーマンスグがチューニングを行った。

その内容は、3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジンの排気量を4.0リットルに拡大。ピストンやクランクシャフト、コネクティングロッドを専用品に交換し、オイルクーラーの追加や吸排気系もチューニング。最大出力は400ps、最大トルクは58.8kgmを獲得する。ノーマル比で、52ps、18kgmの性能向上を果たした計算だ。

《森脇稔》

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