【PCCJ 第10戦】川端が今季初勝利

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ポルシェカレラカップ ジャパン 第10戦
ポルシェカレラカップ ジャパン 第10戦 全 6 枚 拡大写真

ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズを締め括る2連戦の緒戦、第10戦決勝レースが10月12日、鈴鹿サーキットで行なわれた。

F1日本GPのサポートレースとして開催されるPCCJ鈴鹿ラウンド。17台の出走台数となったこの特別なイベントの1戦目は完全なドライコンディションで迎えることになった。

ポールポジションは予選アタックを一発で決めた#14川端伸太朗。その隣にはチャンピオンクラスで逆転タイトルを狙う#78近藤翼、現在ランキングトップの#12小河諒は3番グリッドにつける。以下、#19永井宏明、#32飯田太陽、#25神取彦一郎、ジェントルマンクラスの#55茂田久男、#7星野敏、#33 Ogino Tetsuoというオーダーだ。

15時40分からのフォーメーションラップを終え、スタンディング方式によりレースがスタート。ここでフロントロウの#78近藤が好ダッシュを決める。ポールポジションの#14川端は一瞬出遅れたかに見えたがイン側を何とかセーブし、トップで1コーナーに入っていく。ピンチを乗り切った#14川端は2周目に2分8秒845を叩き出すほどのハイペースで、2番手#78近藤、#12小河、#19永井ら2番手を争う集団の接近を許さない。その後、130Rで飛び出す場面もあったが、序盤に築いたリードが生き、トップをキープ。見事ポールトゥウィンによって今季初優勝を飾った。

2位は#78近藤。ポイントリーダーの#12小河は上位2台を攻略できず、3位フィニッシュ。シリーズチャンピオンの行方は13日の最終戦に持ち越しとなった。

一方、ジェントルマンクラスのトップ争いは、スポット参戦の#55茂田を先頭に、#33 Ogino、#21高田匠、#2田島剛による展開。スタートでクラス2番手の#7星野がエンジンストール、最後尾に落ちると、#55茂田のあとには#33 Oginoが続く。#33 Oginoが、シリーズエントリードライバーの中で最後までトップをキープしてチェッカーを受けた。#21高田と#2田島の争いは8周目に#21高田が1コーナー進入でブレーキロックして決着。これで#2田島が先行、2位でゴールしクラスチャンピオンにまた一歩近づく結果となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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