ユーシンが発表した2012年12月-2013年8月期(第3四半期)の連結決算は、円安による為替差益の効果で経常利益が前年同期比57.0%増の32億5100万円と大幅増益となった。
売上高は同30.4%増の603億1800万円と増収となった。自動車部門を中心に主要顧客からの受注回復傾向が続いていることに加え、アクセスメカニズム事業の業績の連結化したため。
営業利益は一部海外拠点の生産効率の低下や研究開発費の増加などの影響から収益性が悪化、同30.3%減の18億2400万円となった。
当期純利益は為替差益や新工場への公的助成金収入15億8200万円を特別利益に計上したこともあり、40億3900万円の黒字に転換した。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。