豊田通商、マレーシアのシリカサンド事業に出資へ

エマージング・マーケット 東南アジア

豊田通商は10月15日、マレーシアのシリカサンド採掘・精製企業であるトレンガヌ・シリカ・コンソーシアムに20%出資することで合意したと発表した。

豊田通商のシリカサンドの年間取扱量は、55万トン。日本向けシェアは約5割となっている。出資により取扱量の増加が見込まれている。同社にとり、豪州のシリカサンド採掘・精製企業への出資に続く豪亜地域での参画であり、日系企業の中でマレーシアに進出する初の企業となる。

豊田通商は、この度の出資により日本のみならず台湾・韓国などの豪亜地区諸国への供給を視野に、既存の取扱量と合わせて、豪亜地区において約200万トンの取扱いを目指す。シリカサンドを安定的に供給するため、既存の豪州2社に次ぐ第3のソースをマレーシアにおいて確保することで、今後の拡販に繋げていく方針だ。また当事業のパートナーであるトウチュウ社と共同でシリカサンド事業における川中分野への拡大を進めて行く計画だ。

広瀬やよい

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