豊田通商、マレーシアのシリカサンド事業に出資へ

エマージング・マーケット 東南アジア

豊田通商は10月15日、マレーシアのシリカサンド採掘・精製企業であるトレンガヌ・シリカ・コンソーシアムに20%出資することで合意したと発表した。

豊田通商のシリカサンドの年間取扱量は、55万トン。日本向けシェアは約5割となっている。出資により取扱量の増加が見込まれている。同社にとり、豪州のシリカサンド採掘・精製企業への出資に続く豪亜地域での参画であり、日系企業の中でマレーシアに進出する初の企業となる。

豊田通商は、この度の出資により日本のみならず台湾・韓国などの豪亜地区諸国への供給を視野に、既存の取扱量と合わせて、豪亜地区において約200万トンの取扱いを目指す。シリカサンドを安定的に供給するため、既存の豪州2社に次ぐ第3のソースをマレーシアにおいて確保することで、今後の拡販に繋げていく方針だ。また当事業のパートナーであるトウチュウ社と共同でシリカサンド事業における川中分野への拡大を進めて行く計画だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  6. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  7. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  8. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  9. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  10. 車内で動画やサブスクが見放題!Apple CarPlayも!データシステム『U2KIT』はディスプレイオーディオ革命だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る