ゆりかもめ、東芝の鉄道輸送計画ICTソリューションSaaSを導入

鉄道 企業動向
車両編成作成画面
車両編成作成画面 全 2 枚 拡大写真

 東芝ソリューションは16日、「鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS(TrueLine)」の運用を、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)にて10月1日から開始したと発表した。

 「鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS(TrueLine)」は、運転曲線作成サービス、基本ダイヤ作成サービス、乗務員/車掌運用作成サービス、車両割当作成サービス、構内作業計画作成サービス、GIS運行監視サービスなどのメニューから構成されるが、今回、ゆりかもめが運用を開始した運転曲線作成サービスは、列車のダイヤを検討する上で基準となる運転時分を求める重要なもの。地上設備条件(曲線、勾配、トンネル等)や車両条件(編成、電動機、ブレーキ性能等)をもとに、速度・ブレーキ等の条件を入力し、画面操作で運転曲線を作図することで、駅間の走行状況をグラフで表示する。エネルギー消費量も算出できるため、エネルギー削減量の予測ができ、基本ダイヤ作成サービスと連携し省エネダイヤも実現することができる。

 なお、多言語対応しているため、海外鉄道事業者に日本の鉄道運行ノウハウとして低価格で提供していく予定。

《編集部@RBB TODAY》

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