【ITS世界会議13】乗車人数を自動認識するNECの技術…応用はHOT/HOVレーンだけでない

自動車 テクノロジー ITS
2台のカメラ画像から、人数を特定
2台のカメラ画像から、人数を特定 全 3 枚 拡大写真

NECのブースで、車に乗っている人数を自動で認識する画像処理技術が公開されていた。乗車人数の自動認識ならば欧米などのHOT/HOVレーンでのゲートでの利用が考えられるが、他にも応用があるそうだ。

【画像全3枚】

現在、画像の顔認識技術はかなり進んでいる。正面からの画像なら人物の特定・検索、年齢や性別などの判定も可能である。NECは、以前から生体認証、顔認識、音声認識等の技術研究に力を入れている。高速道路や駐車場のナンバープレートの読み取りシステムなども手掛けている。今回展示していたものは、動いている車を横から撮影し、乗車人数をカウントするものだ。

カウントするためには、まず、撮影した画像から顔認識を行い、連続する画像から、同じ顔、違う顔を識別しながら、それぞれの乗車位置を特定する。赤外線カメラも使うため、夜間でも問題なく検出できるそうだ。UVカットガラスやスモークガラス、カーショップなどで市販されているフィルムなども、特殊なものでなければ問題なく検出するという。

なお、このシステムは、HOT(複数乗車割引)/HOVレーン(複数乗車専用レーン)管理といったニーズがあるため、乗車人数だけでなく、ナンバープレートも読み取っている。他にも、防犯カメラ、施設の入退管理などへの応用も考えられている。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 走りが変わる! トヨタ『ヤリスクロス』次期型は新開発直4を搭載!? 新型キックスとガチンコ対決
  2. モデル末期か? ホンダ『フィットRS』500km試乗で感じた課題と期待…土曜ニュースランキング
  3. 世界最軽量のV6エンジンが北京モーターショー2026で登場…今週のビジネス記事ランキング
  4. トヨタ『ハイエース』次期型はハイブリッドで2026年末登場か?…4月のスクープ記事ベスト5
  5. 【ホンダ フィットRS 500km試乗】ロングツーリングにおあつらえ向き、課題は『オーラNISMO』のような“キャラ立ち”か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る