マレーシア・ケダ州のごみ発電施設、2015年に運転開始

エマージング・マーケット 東南アジア

ケダ州で開発が進められているマレーシア初の一般廃棄物から発電を行う「ゼロ・ウェイスト・パーク」が、2014年末もしくは2015年初めにも運転を開始する。

開発には1億5,000万リンギが投じられた。SPマルチテク・リニューアブル・エナジー(SMR)が開発を行っている。ウィリアム・タン・ソーペン社長によると、「ゼロ・ウェイスト・パーク」ではバイオガスを利用してごみを電気に変える技術を利用する。1日に250トンの一般廃棄物を処理する能力を持つ。天然資源を汚染する恐れがないためどこにでも建設できる。2015年にはパハン州において2カ所目が建設される計画だ。

SMRは全ての州政府に「ゼロ・ウェイスト・パーク」を設立するように呼びかけているが、これまでのところ反応はあまり良くない。興味を示している州政府はあるが、投資を決定する前に施設の見学を希望しているという。
SMRは、既存の技術や新たなゴミ処理技術を開発する資金を調達するため上場を検討している。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  4. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
  6. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  7. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  8. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  9. 【プジョー 2008 新型試乗】サイズ、安全支援、装備の充実度もレベルが高い…島崎七生人
  10. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る