ISS第37次長期滞在クルー、シグナス補給船分離の準備作業を進める

宇宙 テクノロジー
「ハーモニー」(第2結合部)に結合したシグナス補給船(出典:JAXA/NASA)
「ハーモニー」(第2結合部)に結合したシグナス補給船(出典:JAXA/NASA) 全 4 枚 拡大写真

国際宇宙ステーション(ISS)第37次長期滞在クルーは10月17日、シグナス補給船と欧州補給機4号機(ATV-4)のISSからの分離に向けた準備作業を行った。

ルカ・パルミターノ、カレン・ナイバーグ宇宙飛行士は、ロボットアームを用いて「ハーモニー」(第2結合部)から「シグナス」を分離する手順を確認した。分離予定日は10月22日。

オレッグ・コトフ宇宙飛行士は「ATV-4」分離のモニターを担当。10月28日、サービスモジュール「ズヴェズダ」後方から分離した後、「シグナス」と同様、大気圏へ再突入する。

ナイバーグ、パルミターノ、フョードル・ユールチキン宇宙飛行士を地球に運ぶソユーズ宇宙船は11月1日、小型研究モジュール1「ラスヴェット」から「ATV-4」を分離した「ズヴェズダ」のドッキングポートへ移動する。

第38次長期滞在クルーのミハイル・チューリン、リチャード・マストラキオ、若田光一宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船は11月7日に打ち上げられ、同日中に「ラスヴェット」にドッキングし、ユールチキンらとの引き継ぎが行われる。

《日下部みずき》

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