【WEC 第6戦 富士】アウディのウルリッヒ代表、トヨタ返り討ちの自信とともに「決勝はフェアでエキサイティングに」

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アウディを率いるウルリッヒ代表(右端)。
アウディを率いるウルリッヒ代表(右端)。 全 6 枚 拡大写真

世界耐久選手権(WEC)第6戦「富士6時間レース」に参戦中のアウディワークス陣営が、19日の予選終了後にメディアカンファレンスを実施。LMPマシンでのレース参戦の意義と実績、そして翌日の決勝に向けての意欲を披露した。

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王者の貫禄漂う豪奢なチームホスピタリティに“アウディ モータースポーツ”(Audi SportおよびAudi Sport Team Joest)の首脳と、世界選りすぐりのレギュラーワークスドライバー6人が居並ぶ様は、まさしく壮観の一語。ウォルフガング・ウルリッヒ代表からは、前戦オースティン(米国)での勝利によりLMPマシン通算100勝を達成したことや、「ルマン初参戦だった1999年のマシンに比べ、現在は空力の効率が65%、モノコックの軽量化は50%も進んでいる。ディーゼルで初めてルマンに優勝した2006年からは、燃費が21%向上した」などの成果が語られた。もちろん、それらが市販車にもフィードバックされていることは言うまでもないだろう。

2000年に初のルマン24時間レース総合優勝を果たして以降、今季までの14回で12勝という強さを誇るアウディ。今季はWECで5戦全勝、それ以外にもセブリング12時間レースを制しており6戦負けなしだ。「今回の富士ではシーズン全勝キープと、WECのLMP1マニュファクチャラーズタイトル連覇決定を目指している」(ウルリッヒ代表)。練習走行~予選でのタイム状況について「トヨタ勢と接近しているようだ。彼らが速くなっていることは確かだが、我々のタイムも速くなっている」と語るウルリッヒ代表の姿からは、決勝への不安は一切感じられない。

「現在のR18 e-tron quattroはハイブリッドシステムも搭載しているが、LMP(スポーツプロトタイプ)のレースは、先進技術開発への理解と許容度が最も高い」という、ルマンを含むWECへの中長期的なコミットメントを確約するかのようなコメントからも大いなる自信が漂うウルリッヒ代表。決勝に向けては「クルー(ドライバーおよびチームスタッフ)のモチベーションはとても高い。明日はフェアでエキサイティングなレースが展開されることを期待している」と話して締めた。

今季全勝維持と王座連覇確定を目指すアウディ(予選1&4位)に、今季初勝利と富士戦連覇を狙うトヨタ(同2&3位)が挑む構図の決勝6時間レースは、20日の11時にスタート予定だ。

《遠藤俊幸》

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