【新聞ウォッチ】甘利担当相「賃上げしないのは恥ずかしい企業」発言の波紋

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2013年10月21日付

●社説、鉄道トラブル:JR一体で安全確保を (朝日・8面)

●世界耐久選手権、トヨタ今季初V (朝日・16面)

●科学、車が運転手現実に? 自動運転は実現するか(朝日・32面)

●女子駅伝中日本実業団、デンソー連覇、大会新 (毎日・19面)

●TPP5分野、月内にも関税撤廃案 (産経・1面)

●大卒内定3年連続増、来春3%、銀行・証券けん引、本社調査 (日経・1面)

● 羽田空港駅の利用者数、京急、最高の3300万人へ、今年度ダイヤ改正奏功 (日経・11面)


ひとくちコメント

「賃上げ」の話題が尽きない。甘利明・経済再生担当相が週末のテレビ番組で「企業収益が上がっているのに賃金や下請け代金を上げないのは恥ずかしい企業だ」と発言。業績好調な企業に対し、賃上げに努めるようクギを刺したという。

一方の労働組合の中央組織・連合は、来春闘で賃金体系全体を底上げするベースアップを5年ぶりに統一要求する方針を固めたと、20日付の朝日が報じた。

また、約6万3000人で組織するトヨタ自動車労働組合も10月19日に開いた定期大会で鶴岡光行委員長は「公正な分配を主張し、地に足の着いた議論をしていきたい」と述べて、ベースアップに相当する「賃金改善分」を要求することに前向きな姿勢を示したという。毎日、東京、日経などが「トヨタ労組、ベア5年ぶり要求に前向き」などと取り上げた。

先週は、日立製作所の川村隆会長とともに「政労使会議」に出席したトヨタ自動車の豊田章男社長が「組合から要求があればそれを従業員に還元する」と賃上げに含みを持たせたばかり。

来週から本格化する中間決算の発表では、円高が是正された自動車メーカーは過去最高益の好決算が続出する可能性もある。各社の経営陣が「賃上げ」について、どんな発言をするのかも興味津々だ。

《福田俊之》

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