【WSB 最終戦】カワサキ、サイクスがチャンピオン獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トム・サイクス(カワサキ)
トム・サイクス(カワサキ) 全 3 枚 拡大写真

スーパーバイク世界選手権第14戦(最終戦)が、10月18日から20日、スペインのヘレス・サーキットで開催され、トム・サイクス(カワサキ)は第1レースを3位でフィニッシュ、年間チャンピオンを獲得した。

昨年は、わずか0.5ポイント差でタイトルを逃したサイクスは、前戦フランス大会を終えて、総合2位のユージン・ラバティ(アプリリア)に37点差、総合3位のシルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)に38点差をつけた。最終戦を迎え、タイトル獲得の可能性はこの3人に絞られたが、総合首位のサイクスが第1レースで3位以上になれば自力でタイトル獲得、というシチュエーションだった。

ポールポジションを獲得したのはラバティ。そして、ギュントーリはサイクスの真後ろにあたる2列目5番手からのスタート。第1レースは、ラバティとギュントーリ、そしてマルコ・メランドリ(BMW)の3選手とともにトップグループを形成する。その中でサイクスは、チャンピオン争いをするライバルのポジションを気にせず、自力でタイトルを獲得できる3位以内を目標に走行。21周を見事3位でフィニッシュし、念願のタイトルを獲得。Kawasaki Racing Teamにとっては、1993年のスコット・ラッセル以来、2度目のタイトル獲得となった。

■レース1
1位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
2位:マルコ・メランドリ(BMW)
3位:トム・サイクス(カワサキ)
4位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
5位:トニ・エリアス(アプリリア)
6位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)

■レース2
1位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)
2位:トム・サイクス(カワサキ)
3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)
4位:トニ・エリアス(アプリリア)
5位:チャズ・デービス(BMW)
6位:レオン・キャミア(スズキ)

■ポイントスタンディング
1位:トム・サイクス(カワサキ)447P
2位:ユージーン・ラバティ(アプリリア)424P
3位:シルバン・ギュントーリ(アプリリア)402P
4位:マルコ・メランドリ(BMW)359P
5位:チャズ・デイビス(BMW)290P
6位:ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)211P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る