日本ユニシスは、名神高速道路などNEXCO西日本管内の電気自動車用急速充電設備に充電インフラシステムサービス「スマートオアシス」の提供を開始した。
名神高速道路ほかに拡充される電気自動車用急速充電設備は、NEXCO西日本が、高速道路関連社会貢献協議会の支援を得て、高速道路における電気自動車の利用環境向上を目的に整備するもの。
今回、吹田SA(下り線)、草津PA(上下線)、桂川PA(上下線)、山陽自動車道の三木SA(上下線)、福石PA(上下線)、吉備SA(上下線)、岡山自動車道の高梁SA(上下線)、米子自動車道の蒜山高原SA(上下線)、大山PA(上り線)、高知自動車道の馬立PA、立川PA、九州自動車道の宮原SA(上下線)、大分自動車道の山田SA(上下線)の22基が増設され、7月10日より段階的にサービスを開始、10月4日に全設備がサービスを開始している。これにより、すでに整備済みだった沖縄自動車道の6基、今回設備を入れ替えた名神高速道路の吹田SA(上り線)と合わせてNEXCO西日本管内の電気自動車用急速充電設備は計29基となった。
日本ユニシスは、沖縄自動車道の6基を除く、今回、整備された23基の電気自動車用急速充電設備にスマートオアシスを提供し、充電器の利用データの収集・管理、カーナビやWebサイトへ満空情報を配信する情報サービスなどを提供している。