トヨタ自動車と一汽集団の中国での車両生産合弁会社である、四川一汽トヨタ自動車(SFTM)は10月22日、同社の成都工場において、現在生産している4.0リットルの『プラド』に加え、2015年3月より2.7リットルのプラドの生産を開始すると発表した。
SFTM成都工場の生産能力は、これまでの年間3万台から5万台まで増加し、追加投資額は約50億円、約500名を新規雇用する見通し。
10月22日、現地時間9時半より同工場で行われた開工式において、SFTMの加藤総経理は「SFTM成都工場は、中国での最初の車両生産拠点として、トヨタの中国事業の足掛かりとなった。今後もこの地で中国の顧客に喜んでもらえるクルマづくりを行っていきたい」と語った。