古野電気、スタンドアロンでの操作に適した電子海図情報表示システムを開発

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古野電気は、電子海図情報表示システム(ECDIS)の新製品「FMD-3100」(24型ワイドLCD表示器)を開発した。と発表した。2014年春から販売開始する。

新製品は、現行機種「FMD-3200/3300」の特徴でもあるグラフィカル・ユーザー・インターフェース技術を活用した直感的な状況把握と、操作性の高さを継承しながら、他機器とのネットワーク接続を行わないスタンドアロンでの操作に適した仕様とした。

FMD-3100は、画面上に電子海図、AIS、IMOレーダーなどの情報や、船位、方位、船速などの航海情報を表示し、航路計画と航行監視を支援する電子海図情報表示システムの最新機種。

2012年7月から2018年にかけて、国際航海に従事する500トン以上の旅客船と、3000トン以上のタンカー、貨物船には、段階的にECDISの搭載が義務付けられる。

これを受けて、顧客の要望に応じて、スタンドアロン操作を希望する船舶向けにFMD-3100を、舶用レーダーやコニング表示装置、アラートマネジメントシステムなどとの一体運用・操作を希望する船舶向けにマルチファンクションディスプレイ機能を持つ現行機種FMD-3200/3300を提供し、顧客のニーズに対応する。

《レスポンス編集部》

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