【日産 エクストレイル 新型発表】ハイブリッド新設定もクリーンディーゼルなくなる

自動車 ニューモデル 新型車
新型 エクストレイル
新型 エクストレイル 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は10月24日、全面改良した新型『エクストレイル』を12月から販売を開始すると発表した。発売1年後をめどにハイブリッド仕様を追加する一方で、現行モデルにあるクルーンディーゼルの設定はなくなった。

【画像全6枚】

日本市場向けエクストレイルの商品企画を担当する富岡保リージョナルプロダクトマネージャーは「クリーンディーゼルは新型では採用しない。年間販売3万台という規模で3つのパワートレインを持つのは効率が悪い。日本のエコパワートレインをハイブリッドにするか、ディーゼルにするかという選択の中でハイブリッドになった」と背景を語った。

また「お客様にハイブリッドとクリーンディーゼルどちらが良いか聞いたところ、8割の方が燃費が良ければどちらでも良いと答えた。高いトルクやドライバビリティといった点で、どうしてもディーゼルでなければならないという方は少なかった」と明かす。

さらに「将来どんどん厳しくなっていくエコカー減税の基準を考えると、やはり少しでも燃費性能が有利なユニットを選ぶ必要もあった。また、環境にやさしい、将来のユニットという点で圧倒的にハイブリッドの方がお客様のイメージが高い。そういう点もみながら非常に難しい判断だったが最終的に決めた」と振り返った。

一方、現行モデルのクリーンディーゼル搭載車はハイブリッド仕様車が追加される間、併売される。「ただ、今のクリーンディーゼルからハイブリッド車の価格がものすごく高くなってしまっては元も子もないので、少なくとも同じくらいの価格で入れられないか考えている」とも語っていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る