大ヒットしたNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」に登場した“北鉄”こと北三陸鉄道のモデルになった岩手県の三陸鉄道が、再び北鉄として11月2日・3日の2日間限定で復活することが決まった。
東日本大震災により甚大な被害を受けて不通になって以降、来年4月の全線運転再開に向けて懸命の復旧作業が行われている三陸鉄道だが、復興に向かう確かな歩みを伝えるべく、毎年恒例となっている「秋のさんてつ祭り」を今年も開催する。
今回開催される「第5回秋のさんてつ祭り」では、「あまちゃん」で話題となった“あま絵”イラスト作品の展示や、「あまちゃん」のロケ風景と東日本大震災による被災～復旧状況のパネル展示、そのほか、北三陸うまいもの市などを実施。また、「あまちゃん」で北三陸駅長の大向大吉役を演じた俳優の杉本哲太をゲストに迎えて「北三陸＆三鉄 アツイよね！」と題したトークショーも行う。
さらに11月2日と3日の2日間限定で、「久慈駅」、「堀内駅」、「田野畑駅」それぞれの駅名板等を変更し、「あまちゃん」に登場した「北三陸駅」、「袖ヶ浜駅」、「畑野駅」を復活させる予定。「あまちゃん」ファン、鉄道ファンにはたまらないイベントになりそうだ。
「第5回秋のさんてつ祭り」は11月3日午前10時～午後3時、三陸鉄道久慈駅前広場および三陸鉄道北リアス線運行部で開催。なお、杉本哲太のトークショーの観覧には招待券（抽選400名）が必要。
