ドアに挟まれ首が吹っ飛ぶ…英鉄道、駆け込み乗車など防止へアニメ制作

鉄道 企業動向
駆け込み乗車などの危険を訴える英タイン・アンド・ウィア・メトロが制作したアニメ
駆け込み乗車などの危険を訴える英タイン・アンド・ウィア・メトロが制作したアニメ 全 2 枚 拡大写真
一見ポップな印象のアニメと思いきや、列車のドアに挟まれた男や犬の頭が吹っ飛び、女は感電…。駆け込み乗車などでドアに挟まれる乗客にその危険性を訴えるため、イギリスの鉄道がちょっとブラックな内容のアニメを制作、Youtubeで公開している。


アニメを公開しているのはイギリスの都市ニューカッスルとその周辺で都市鉄道を運営するタイン・アンド・ウィア・メトロで、タイトルは「Use your brain near a train(列車のそばでは頭を使え)」。同社運転士が参加した調査によると、駆け込みや傘を挟むなど、閉まるドアを乗客が妨害することで列車が遅れるトラブルは少なくとも年2万件起きており、挟まれた乗客がホーム上を引きずられる事故も起きている。

ドアの開閉を妨げた場合には罰金が科せられるほか、駅ホームでのアナウンスやポスターなどでも注意を促してはいるもののあまり効果はなく、より注目を集める手段としてアニメを制作したという。

同社はアニメと同時に、ホーム上を乗客が引きずられる様子などを捉えた車内や駅ホームの監視カメラ映像も公開している。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る