フォードモーターの第3四半期決算…純利益は22%減

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フォードモーターの米国本社
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米国の自動車大手、フォードモーターは10月24日、2013年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は360億ドル(約3兆5045億円)。前年同期の321億ドルに対して、12.1%増えた。純利益は、12億7200万ドル(約1240億円)。前年同期の16億3100万ドルに対して、22%のマイナスで、3四半期ぶりの減益となった。

減益となったのは、欧州の工場閉鎖に関する費用と、従業員の年金手当を買い取るための特別費用を計上したのが主な要因。

北米事業は引き続き好調。第3四半期の北米事業の売上高は、217億ドル(約2兆1125億円)と、前年同期比11.3%の伸び。税引き前の営業利益は、23億0800万ドル(約2245億円)。

また、欧州事業の赤字幅は縮小。第3四半期は、欧州で2億2800万ドル(約220億円)の赤字を計上。前年同期の4億6800万ドルから、赤字幅は半減している。

第3四半期の世界新車販売は154万5000台で、前年同期比は16.3%増。フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「第3四半期の力強い結果は、ワンフォード計画の強固さを示すもの。今後も全世界の顧客に、最高の品質、燃費、安全性、デザイン、価値を備えた商品を届けていくことを約束する」と語っている。

《森脇稔》

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