雨を最大限に利用したホルヘ・ロレンソが、日本GP予選でポールを獲得した。
金曜日のプラクティスは濃霧の為に延期となり、昨年の世界王者であるロレンソは45分間の予選タイムを活かし、残り15分の時点でライバル達の0.5秒の差をつけることに成功した。
「最初の頃はあまり自信が無く、不安を感じて慎重に走った。僕達にとって幸運だったことは、少しずつ自信を取り戻す時間があったことで、徐々に良い走りをすることができた」とロレンソは語った。
デビューして1年目のマルク・マルケスが世界タイトルを獲得するには、ロレンソに8ポイント差をつけてフィニッシュすることが必要で、20才の彼は予選2番手となって、ライバルの真横からスタートすることとなる。
日曜日に行われる決勝で、もう一つのフロントローを獲得したのはドゥカティのニッキー・ヘイデンだが、タイトル争いに注目が注がれることとなるだろう。